日本のマンションは平均寿命が36歳

2011.07.06

日本のマンションは平均寿命が36歳と、国も認めています。1970年代、1980年代と雨後のだけのこのようにマンションが建ち並び、いまや古くなって誰も住まなくなったからと、人気の高層マンションが建ち並びつつあります。一般のマンションーユーザーのなかには、こうしたスクラップ&ビルドは結局ゼネコンが儲けるためなんじゃないか、100年ももつマンションを建ててしまったらゼネコンが困るから建てないのではないかと、そういう疑問も聞かれます。少しいじわるな質問でしたが、関係者にぶつけてみました。「う〜ん、それはナンセンスな議論ではないでしょうかね(笑)。振り返ってみれば、戦後の日本は所帯数に比べ住宅数が少なく、国が公営住宅を供給しなければならなかった。最近になってようやく住宅数は充足したといわれますが、中身を見れば大きさや広さは十分ではありません。地震が来たらつぶれる木造住宅も、まだ圧倒的に多い。つまり、住宅の需要というのは時代の流れとともに無尽蔵に出てくるということなのです。したがって、寿命が長い建物を造ったら建設会社が儲からなくなるということはありません。むしろ、外断熱のように、時代の求める良いものに取り組んで将来の需要をつくっていくべきなのですね」(関係者)。