二階のベランダの手すりこの幅を広くとってあった。広くといってもそれほど広いわけではなかったが、それでも二十cmぐらいであったろうと思う。幼稚園の方では危険なのでもう少し狭くしてほしいと何度か要望したらしい。しかし、建築家はデザインが悪くなるからという理由でとうとう改めてくれなかったらしい。この幼稚園で案の定この手すりこから幼児が落ちてしまった。幸い怪我程度ですんでしまったが、幼稚園では困ってしまっていた。
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このような例は公営住宅やマンション、一般住宅でもかなり多く見られる。建築家はよくデザインを優先して危険なことを忘れがちである。気を付けたいものである。これもその例の一つであるが、手すりこというものは、子供の頭が入るようではならない。子供というものは、身体よりは頭の方が大きい。当然のことながら頭が大きいため頭が通れば身体はすりぬけてしまう。さらに、子供のしまつが悪いのは、どんな狭い手すりこでも頭を通してみたがるものである。