アパート経営の利回りと比較して考えよう

2011.04.25

借入をしたら有利か不利かは、自己資金との比較だけではなく、アパート経営がどのくらいうまくいっているか、つまりアパート経営の利回りと比較しないとわかりません。借入によって資産が減ることもある相続対策についても、次のような指摘があります。「たしかに借入をすれば、純資産が減るので相続税の節税になるかもしれない。しかし、借入金の金利を支払うため、支出が増える。相続税対策のために借入をしても、結局資産が減ってしまっては意味がない。バランスを考えることが必要だ」――これは正しいのでしょうか。そもそも相続税対策は借入をしないと効果がないのかというと、そんなことはありません。アパート経営で節税になるのはアパートを建築したからで、借入をしたからではないのです。また、借入金の金利を支払った結果、資産が減ってしまうのは、アパート経営の利回りが、借入金の金利を下回っているからです。つまり、当初から収益性、利回り、キャッシュフローを考えずにアパート経営を始めたことに問題があるのです。
(関連)
住宅、建設、不動産業界共通の資格「建築士」

不動産賃貸分野

コインパーキングは累積経営