仲人のお宅で見合いをする場合は、当日手みやげを持参する程度でいいのですが、ホテルとか料亭などでする場合は、見合いをする側か負担すべきです。従来は、男性側が負担するのが建て前となっていましたが、なにか封建時代の婚姻様式が尾を引いているようで感心しません。負担は、双方で折半するか、面割りにするのが公平です。ただ、いざ支払う段になって、コソコソ計算するのもスマートではありませんから、その場は一応仲人に払ってもらって、あとで双方が出し合うようにすることです。また、どんな形式をとったにしても不成立に終わった場合も、お骨折りいただいた仲人には、別にお礼を差し上げるのが礼儀です。昔は、見合いは婚姻の重要な式の一部で、縁談が成立するという見通しが立ってからするのがふつうでした。が、いまは、見合いと結婚の間に、「交際」という期間がはいります。見合いをして好意を感じたら、仲人に、「先さまさえよろしかったら交際させていただきたい」旨を伝え、つぎに会う機会をつくってもらいます。しかし、現在は男女交際も自由ですから、こんなまわりくどい方法をとらず、直接男性からつぎの約束を申し込んでもかまわないと思います。ただし、仲人へは、必ず報告しなければいけません。そして、諾否にかかわらず、仲人へはお礼の電話をその日のうちにするのがエチケットです。