何部印刷しますか。大抵は一部しか作らない。会議の資料にするときには、その一部からコピーをとってしまう。ところが、コピー機がたまたま壊れていたら、一五人の会議の出席者に配るために、「何部印刷しますか」のところに、一五と入力する。プリンタからはコピーよりはいささか遅いが、一五部同じ物ができてくる。これがオンデマンド印刷の原点なのである。コンピュータやワープロで作った文書で、図や写真も含めて必要な情報がすべて出力できるのなら、プリントアウトしたものはそのまま会議出席者に配布できる。これが、一五部でなく、一〇〇なら、いや1000部ならと考えてみる。そして、写真出力も綺麗に出力できれば、これはもう立派な印刷だ。現在、こうした作業が日常的に行なわれていないのは、コンピュータやワープロのプリンタの出力が遅い上に、品質の面で見劣りがするからだ。
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